内科

糖尿病・高血圧症・脂質異常症、これらは 還暦少し前から クリニック院長自らが内服治療を開始せねばならなくなった疾患です。
それまでは他人事でしたが、医師としての経験の中でこれら疾患による弊害を永きに亘り目の当たりにして来たため、内服薬の選択にも真剣に成らざるを得ませんでした。
本当は、薬の世話にはなりたくなかったですが、意地を張ってもどうにもなりません。
“医者の不養生” と言われないように宗旨替えして、今では朝9錠・昼4錠・夕9錠の薬を日々服用しております。
「沢山の薬で食べる前からお腹膨れる」などと言う患者さんには何度も出会いましたが、 

きっとあれはジョークなんですね。 

小生、幸か不幸かこれだけの薬を飲んでいても別に薬でお腹は膨れません。

そうそう、 外科医としては “漢方薬” を早くから使い始めておりました。
30年前に堀川病院に赴任した時に、
内科のY澤Dr.からご指導頂きました。
「診療の幅が拡がるよ!」と、仰った言葉に嘘はありませんでした。
西洋薬だけに頼らない診療を常に心掛けて、ここまで参りました。